不幸なやつとは思われたくない
ちょっと前に話題になった雑誌のコピー。
幸せそうって思われたいってやつ。
私がまさにその通り。
これ、ぽいよねって言われたけど、全然嫌な気はしない。
だって自分でも重々承知よ。
幸せになりたいじゃなくて、
幸せに見られたいってところが
貧乏くさいだの意地汚い言われているけども。
問題はそこじゃない気がしていて。
これは、
今なんとなく幸せじゃないんだけど、
実際ちゃんと幸せを掴み取るのはちょっと難しくて、
でも周りの人からあの人かわいそうって思われるのだけは嫌!
っていう、とんでもなく自己肯定感がなくて、自信がなくて、でもプライドだけは高いみたいな。
いわゆるこじらせ女子の。それはそれは根深い問題なのだと思うのです。
だって、幸せじゃなくてもいいのよ。
「幸せそう」に見えてればいいの。
だから、恋人が居なくて実際は満たされてないかもしれないけど、
画になる素敵な男の子と一緒に、とびきりのおしゃれをして歩いていれば、ほら幸せそうに見えるじゃない?
思い通りの仕事じゃなくて、嫌な思いをしていたとしても、
誰もが認める一流企業の総合職なんて言ったら、幸せだろうなって思われるでしょ。
そんなことの積み重ねで。
今にも崩れてしまいそうな自分をどーにかこーにか保つための必死の自己防衛ではないでしょうか。
自分で自分が満たされてないことが分かってるから、
他人からまでそう思われちゃったら、それこそ今後どう生きていったらいいの?って話だし。
意地張りたいし、見栄張りたい。
可哀想だなんて、思われたくない。
だって私、頑張ってるんだもん。
頑張ってる分、ちゃんと幸せそうに見られたいんだ。